“審査員の解釈”がISO規格に不適合【ISOメンバーズクラブNEWS】
2007年9月25日配信
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こんにちは。
中小企業ISOサポートセンターの濱田です。
最近、ISO9001取得に取り組むクライアントの1社から
「一次審査で、いくつか不適合が出て対策に困っています」
という報告を受けました。
そこで、その審査内容を見てみると、実際には
“ISO9001規格に対する不適合”ではなく、その審査員の方の
“規格解釈”に問題があるということが分かりました。
このクライアントさんには、その旨をお伝えし、次にまた
同じようなことが起きた場合の対処方法をお教えしたのですが、
まだまだこうした審査員の力量による不適合問題は
無くならない様です。
このメルマガをお読みのあなたの会社でも、
自分達が不適合ではないと思う箇所を指摘されたら
まずは落ち着いて、
規格のどの部分に対して不適合なのか?
不適合と判断した理由は何か?
こうした点を審査員に尋ねてみてください。
何でも話を鵜呑みにして、安易に審査書類に
サインをしてしまうと、本当なら直さなくても
良いところまで改善(本当は改悪ですが)することに
なりなかねないので、ご注意ください。
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□■無料Q&Aコーナー「受入検査と工程異常の扱い方」
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さて、それでは今週のQ&Aです。
今週は、不適合製品に関すること。その中でも「受入検査」及び
「工程異常」に関してのお悩みをご紹介します。
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【質問内容】
「不適合製品」で悩んでいます。
当社には『不適合製品管理規程』があり、不適合製品が
発見された場合の、識別-誤使用防止、不適合製品の処置及び
その責任と権限について記述があります。
最近、2つの疑問が起きました
1つは購買品の受入検査における不合格品(受入拒否→返品)
について、これが「不適合製品」に相当するのかということです。
相当するのであればそれなりの詳しい記録を残すべきかと思います。
一方これは当社のものになっていない製品ですから単に
その検査結果を持って取引先の評価を行えばよいという
考えもあります。
次に、工程異常との関係です。
製造装置のバルブ不調により配管から漏れが生じ、
一時装置がストップしましたが仕上がり製品に異常は
なかったという場合、これを改善ないし予防処置の情報源に
することはできると思いますが、そういう事故の記録は
この項目で取り扱うのが普通か?
(そうであれば文書表現を少し拡大して不適合製品が
生じなかった「工程不適合」についての記述を加えようかと思います)、
あるいはどこか他の項目で取り扱うべきなのか?
ご意見をお聞かせ下さい。
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【登録コンサルタント 下村猛夫からの回答】
(プロフィール→ http://www.isosupport.net/plofile.html)
購買品の受け入れ検査における不適合製品、工程異常における
不適合のいずれも8.3項で扱って問題ありません。
購買品の受け入れ検査における不適合を扱う場合、
「それなりの詳しい記録を残すべき」ということですが、
規格が意図しているのは、
「誤って使用されたり、引き渡されたりするのを防ぐための識別、管理」
であり、記録するのは、
「不適合の性質の記録、処置の記録」
です。
これらを踏まえたうえで、自社のリスクに応じた詳述内容で結構でしょう。
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【登録コンサルタント 曽根直人からの回答】
(プロフィール→ http://www.isosupport.net/plofile.html)
受け入れ検査の対応をどうするかは、自社の業務の流れで
実施すればいいと思います。
製品に影響がなくても、通常の状態ではなく、是正処置の対象と
する手順にする必要があります。
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さて、今週のQ&Aはいかがでしたか?
ISOにお悩みの方は、無料メール相談・無料出張相談を
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■編集後記
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ISOの審査の問題は中々無くならないですね。
ただ、受審される企業さんに、もうひとつお伝えしたいのは
やはりISO取得の目的を明確に持ち、これにかなったシステムを
構築するということです。
これをしっかり実践されていれば、審査員の一言一言に
過敏にならずに済みます。
「ただ受かりたい」だけだと、いつの間にか経営の目的から
ズレたシステムになりますので、ご注意を。
中小企業ISOサポートセンター主宰 濱田 昇
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発行責任者/発行人:濱田 昇
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