ISO14001じゃなくても良いのか!?【ISOメンバーズクラブNEWS】
2007年11月21日配信
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こんにちは。
中小企業ISOサポートセンターの濱田です。
最近あるクライアントさんから
「審査員を変更することは出来ますか?」
と尋ねられました。
話を聞くと、どうやら審査員が元大手企業出身で
大企業型のシステムしか知らず、規定や作業要領などの
マニュアル下位文書や、その他細かな文書を作成しろと
要求してくるとのこと。
企業側としては、自社のコンパクトなシステムで
十分要求事項を満たしていることを説明するものの
全く耳を貸してもらえないというのです。
ご存知かもしれませんが、こうしたケースでは
実は審査員の変更を要求することが出来ます。
審査員の仕事は、それぞれの会社の規模、業務内容、
組織系統などを鑑みて、ISOの規格要求事項を
満たしているかどうかを判定することであって
画一的なシステムの構築を迫ることではありません。
もし、そうした画一的なシステムを要求され、
こちらの話を全く聞き入れてもらえないようならば
審査会社の本部に掛けあい、審査員の交代を申し出ることを
お勧めします。
また、ISOの審査を受けられる中小企業の方々の中には
「審査員というとISOのプロだし、どうも“審査”と聞くと
こっちも反射的に“先生”と身構えちゃって・・・」
と仰られる方も多いようです。
確かにISOに関しては審査員の方が勉強も経験も
積んでいることだと思います。
しかし、皆さんの会社は、皆さんの方がよく知っているのです。
#自分の会社で、ISOの要求事項をどう満たせばいいのか?
#本当にマニュアル1冊だけでシステムを運営できるのか?
#コミュニケーション上、文書に過不足はないか?
#現状のシステムで考えられる問題点・リスクはないか?
こうしたことは審査員以上に、皆さんの方が
よく知っているはずです。
審査を受ける際には緊張することなくあわてることなく
堂々を受けてくださいね。
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□■無料Q&Aコーナー「ISO14001で無くてもいいの??」
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今週は、ISO14001を取得しようか、それとももっと安価な
EA21を取得しようかとお悩みの企業さんのQ&Aをご紹介します。
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【ご質問】
当社はISO9001を今年の4月に認証取得いたしまして、
たった今、第1回の定期審査が終わって、現在、
審査待ちの状態です。
そこでご質問ですが、当社は来年の8月ぐらいまでに
ISO14000を認証取得しようと検討中です。
顧客からの要求ですが、無理にISOでなくても
EA21でもいいそうです。
EA21とISO14000が費用の関係もありますが、
同じような内容であれば、ISOを取得したいです。
ただ、費用を考えるとEA21のほうがお得とのことですが、
そこで、ISO14000用のマニュアルを作成して、審査は
そのマニュアルでEA21を受けることは可能でしょうか。
どうしても9001と14000の統合マニュアルを
作成したく強く思っています。
絶対こちらのほうがいいと思います。
見当違いの質問ですが、教えていただけましたら幸いです。
(愛知県 セラミック加工業 K.S.様)
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【登録コンサルタント 増永信彦からの回答】
(プロフィール→ http://www.isosupport.net/plofile.html)
いわゆる簡易型EMSと言われるものに、EA21、
エコステージ1及びKESがあります。
エコステージ1とKESはISO 14001との類似性が
高いので、ISOの規格に従ったマニュアル等を作成すれば、
これらの認証を取得することは容易ですが、EA21の場合は、
その構成や狙いが大幅に異なっていますので、ISO14001の
適合したマニュアル等で、EA21の認証を取得するのには
無理があると思います。
おっしゃるように、費用は割高ですが、将来ISO9001との
統合も視野に入れて、ISOに挑戦なさるのがよいと思います。
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【登録コンサルタント 杉浦則之からの回答】
品質と環境と統合して運用することは、より合理的で貴社にあった
システムを構築することに結びつくと思います。
そこで、品質と環境との統合システムを考えた場合ですが、
メリットとしては費用的に安価ではあるのですが、EA21の場合は、
毎年、環境活動レポートの作成と提出が必要になるため
若干(?)負担が増えます。
また、ISO9001との統合はあまり視野に入っていないので
統合マニュアルで審査を受ける場合は、受審側の説明能力と
審査員の力量が問われると思います。
そのため、貴社のように9001との統合を検討されている場合は、
EA21に違和感を感じるかもしれません。
貴社の望まれる、ISO9001との統合を考え、
ISO14001より安価で、さらに将来、ISO14001へ
スムーズに移行できる外部認証制度としては、エコステージがあります。
エコステージはエコステージ1からエコステージ5までの、
5つのステージがあり、ISO14001より安価で、要求項目も
ISOとの親和性を持たせてあります。
エコステージ1であれば、要求事項もISO14001の半分程度で
認証取得ができ、エコステージ2がISO14001と同等程度の
システムですので、ISO14001への移行やISO9001との
統合も違和感なくできます。
ただ、貴社の客先のグリーン調達基準にエコステージが含まれているか
わかりませんので、もし含まれていないようでしたら、エコステージも
追加するよう、依頼をしてみてください。
いずれにしろ、無駄なシステムをつくることは、隠れた経営負担に
なりますので、自社に適したシステムを構築することをポイントに
検討する必要があります。
ただ、EA21やエコステージの規格を調べて、社内で比較検討するのは
労力がかかりますので、よろしければ、ISOサポートセンターの
無料相談制度をご利用になってはいかがでしょうか?
きっと、貴社に適したアドバイスができると思います。
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さて、今週のQ&Aはいかがでしたか?
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■編集後記
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初回登録時の審査だけでなく、毎年の維持審査、更新審査に
お悩みの企業様もまだまだ多いようです。
こうした悩みを解決するためには、やはり
“何のためにISOを取得したのか?我々がISOに期待することは何か?”
という原点に立ち戻っていただきたいと思います。
そのためにも下記のガイドブックをご覧になることをお勧めします。
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中小企業ISOサポートセンター主宰 濱田 昇
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発行責任者/発行人:濱田 昇
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